無銭と実験 ヤマ呑みの記録

インスタで花の写真を撮ってたけど、30過ぎて山に登ってみようとおもった。それもなるべく無銭でね。

登山での危険でもっとも危険なことを考えてみた件

山呑み…つまりは登山とお酒呑み、それと温泉。そこに潜む危険を考えてみました。登山途中でお酒呑むなんて危険極まりないですね。でも、ワタシが尊敬していた…というよりチョット好きだった…山のヒトはもう亡くなってしまいましたけど、その方は35年の登山生活の中で、山頂で焼酎呑むヒトでした。本沢温泉でフツウに素っ裸で混浴温泉に入ります。

 そんなヒトでしたけど、35年で出逢った『森のクマさん』は5度だそうです。1986年の北岳、1993年の裏銀座、1998年の小池新道、2003年の両俣、2018年の小池新道だそうです。聞けば、その度におそろしいほどの日常生活では臭うことがない悪臭が漂ってくるそうです。あぁ、クマさんが居るなぁ…ってわかるそうですよ。

あ。1986年の北岳では、登山道にクマさんが可愛らしく座っていたそうです。30分ほど退いてくれなくて、北岳山荘の到着が遅れたそうです。クマさんのせいで遅れたのなら誰のせいでもなくて、むしろ愉しかったってことで、クマさんに再会を誓ったほどの感動話だったそうです。

2018年の小池新道では、3人ほどの方が臭いを感じて辺りを見まわしたそうですけど。さすがの『森のクマさん』は、その目の前5メートルほどを走り去っていかれたそうです。その日の宿泊の双六小屋でも話題もちきりだったようです。

登山での危険の最たるものは、クマさん?
ワタシはヒトのほうがこわいです。とある登山アプリでストーカ的な出会いがありました。そーなので、もうそのアプリは止めました。登山でいちばん危ないのはヒトです。あわよくば山ガールと『なんとか』出来ると勘違いしている…が、もっとも危ないのです。

登山での『クマさん』や、落石、増水、豪雨なんて覚悟の上ですけど。山小屋で休んだはずなのに、ホントの○○が襲ってくると、それは…。

つまり。接近を止めないオッサンたちこそ、最大の危険で、もうホントに止めてほしい行動。山ガールが流行りだしてから、なんとかなると勘違いしたヒトたちこそが、最大の危険なのです。山小屋で話しかけても無視する女子はけしからん…ではなく、軽々しく声をかけてくる勘違い人こそけしからんのです。

登山でもっとも危険なのは、落石、クマさん、蜂、蛇、よりもオッサンのほうが女子には危険なのです。そう。オッサン。おじさまではなくて、ただのオッサンですよ。